2023年7月5日水曜日

ペダルレンチという言葉を思い出す

 ふらっと立ち寄った逗子の自転車マルシェで、リオターの古いペダルを買った。ブロンプトンにさりげなくオールドパーツを使ったらカッコいいだろうと思ったのだ。


しかし、レンチが入らない。六角穴も切ってない。ああ、だからペダルレンチという工具があったのだ。


しかしこれはハブスパナ

これではやはりSPDとかに付け替える時に面倒でしょうがない。ただ工具が特殊なだけならまだしも、隙間が狭すぎて指が入らず、最初から最後まできちんとレンチで回さなければならないのが面倒。

というわけであっさりリオターは却下。三ヶ島のシルバンツーリングネクストというのを買いました。


これがどういうわけかすごくイイ。剛性も踏みやすさも満点。正直三ヶ島は昔買った片面SPDの出来がよくなく、あまりいいイメージがなかったものの、これはすごく良いです。おすすめ。正直オールドのリオターは比較にならない。



比べてみると、レンチを噛ませるボルト部分の厚さは両者ともほぼ差がない。リオターはペダルボディが内側に張り出しているから普通のレンチが入らない。



サイズを比較してみる。踏み面はシルバンネクストの方が短いが、不思議と踏んでて気にならない。





2023年6月4日日曜日

おすすめチタンシートポスト


 純正シートポストが錆びまくっていたので、チタンシートポストに変更。これだけで乗り心地が良くなりました。シートピラーだけでこんなに変わるのかとびっくり。

折れたりしないのはもちろん、サドルがずれたりもしません。固定力は純正ポスト、純正ヤグラより強いと思います。


TIBROMTACKというブランドの製品で、チタンにしては安い。おすすめです。

2021年9月30日木曜日

ブロンプトンでサーフィンへ

ブロンプトンでサーフボードを運ぶ。ブロンプトンは構造上一点支持のキャリアしか付けられず、そうするとロングボードを積んで走るのは相当きつい。一度ダメ元でやってみたら、ブルンブルン振動してまともに走れなかった。

というわけでトレーラー方式に変更。これだとかなり普通に走れる。曲がる時は気を使うが、クルマに乗ってると思えばなんてことはない。他の車のドライバーもギョっとして、粗雑に追い越そうとしたりすれ違おうとしたりしなくなる。

今 使っているのはMULEという製品。サーフボードをフレームに見立てて、車輪部とサドル部を長いストラップで連結しているだけ。なので畳むとコンパクト。

2021年9月23日木曜日

箱根まで行ってきたが、、

 箱根まで行ってきた。混雑を回避しようと思って小田原から入った林道は、強羅近くまではまあまあ良い。その先別荘地を経由して箱根の森美術館付近に出る林道はかなりイマイチ。おそろしくつまらない。次は強羅で国道に出てみようと思う。


その後仙石原あたりは気持ちが良かったが、芦ノ湖東岸の自転車歩行者専用道は展望が効かずこれも今ひとつ。その後の東海道下りは交通量も少なく快適に下れた。


全体的にはどうも面白みに欠けるコースだった。次回行くとしたらもう少しルートを吟味しないといけない。

2021年9月6日月曜日

ブロンプトンのシマノ 製ハブダイナモ 玉押し調整

 ブロンプトンのシマノのハブダイナモにガタが来ていたので、玉押し調整を行いました。ハブダイナモ ということで身構えてしまいましたが、ただのカッブアンドコーンでした。端子類を外すとカバー型の玉押しが現れます。スパナ径は17mm、分解動画は下記を参考にしました。

Servicing Shimano dynohb bearings

2021年9月3日金曜日

ランドナー計画

 BSMに関する最大の誤算はとにかく「タイヤサイドの弱さ」でした。一回のオフロード走行でほぼ確実にダメになります。その場でやり過ごせたとしてもほどなくしてタイヤサイドからチューブがはみ出てきます。これでは怖くてダートに飛び込めません。


そういうわけでランドナー購入計画スタートしました。想定コースは何回か紹介している御荷鉾林道です。他には例えば、ウチから犬越路を越えて宮ヶ瀬経由で帰ってくるルートとか、あとは輪行で大弛峠越えとかですね。どれもBSMだとタイヤ潰しますし、MTBで行くと舗装が長すぎてツマランということになります。


結局、いくら舗装率が上がったところでやはりダートは一定数残るのです。その昔、「舗装率が上がったからランドナーはもう不要、これからはロード」論が大手を振って歩いていた時代がありますが、ウン十年経った今それが誇張だったと証明されたように思います。でなければ「グラベルロード」なんてものは出てこないでしょう。舗装路だけに特化してしまうと、コースとしての自由度は下がってしまうのです。今も昔もそれは変わりません。これからもきっとそうです。


で、なぜグラベルロードではなくランドナーかというと二つ理由があります。一つは荷物はなるべく自転車に乗せたいということで、もう一つは、フォーク抜き輪行に戻りたいのです。フォーク抜き輪行はとてもコンパクトになるので、電車内で快適に過ごせます。もちろん分解組立には多少手間が増えますが、私はそれよりも車内での快適さの方を取りたいです。


デメリットはまだあります。フォーク抜き輪行にこだわると、手元シフトと油圧ディスクブレーキをあきらめなければいけません。輪行の度にハンドルのワイヤーを全て外す必要があるので、変速はWレバーのみ、ブレーキはなんであれワイヤー式である必要があります。


もっともWレバーに関しては悪い思い出はないです。特に非インデッックス時の調整不要のおおらかな感じは今でも良い印象しかありません。インデックスって、決まっている時は気持ち良いけど少しでもずれると急にストレスになる気がします。


逆にリムブレーキには全くいい思い出がないです。晴天時ならまだしも、雨になると急に腰砕けになって、しかもリムでシューを研いでいるかのような激しい減り方、そのシューのカスが自転車全体をきったなく汚します。さらに、Vブレーキはどうしても最後フレームが負けて「ぐにゃ」っとなる。ブースターを付けてもあまり改善されず、悪い思い出しかないです。


そんなわけで、ランドナーでもブレーキだけはディスクにしようと思っています。ワイヤー式ならフォーク抜きと両立できるだろうし、多少効きが落ちようがなんだろうが少なくとも上記弱点はすべて克服されるでしょう。そもそも初めて油圧ディスクを使った時から、「全ての自転車は本来これであるべき」と思ってました。カンチブレーキのすっきりした見た目に後ろ髪ひかれつつも、多分ディスクにすると思います。


それ以外はまあ「普通の」ランドナーになるでしょう。タイヤは昔は650Aが主流だった記憶がありますが、今はMTBのせいというかおかげというかで圧倒的にBの方が選択肢が多いですね。むしろ私が乗っていた当時よりタイヤは豊富な感じがします。


と、ここまで書いてふと気付きました。まだKOJAKの17インチを試していません。これまで散々書いた17インチタイヤの弱さというのは、すべてBS純正17インチのことです。もしKOJAKの17インチがそこそこダート走行に耐えられるなら、わざわざランドナーを買う必要も無くなりますね。その費用が浮くかもと考えたら急に楽しくなってきました(笑 先にそっちを試してみなければなりませんね。

2021年6月21日月曜日

荒川サイクリングロード


 荒川サイクリングロード(荒川CR)が開通。約20年ぶりに元のルートに復帰!

冗談抜きで本当に20年もの間迂回ルートだったのです。迂回路だからろくに整備もされず、迂回路のそのまた迂回路があちこちにできるというカオス状態。


結局河岸というのは行政の予算消化の調整弁ではないかという気がします。この20年ずっと工事をやっていたわけではもちろんありません。やったりやらなかったり、そのノラクラの繰り返しでした。


神奈川に引っ越した今、もう二度と走ることはないでしょう。苦々しい思い出です。