2018年10月26日金曜日

埼玉良いとこ悪いとこ

埼玉のサイクリストの聖地、物見山とパン工房しろくまに行ってきました。物見山は距離こそ短いけれど結構急な坂。しかも普通の二車線で道幅が広いので、余計つらく感じます。(峠道みたいに狭い道の方がまだ精神的に楽ってないです?)

それにしても物見山を超えて鳩山町に入ると、本当にのどかな里山風景で癒されます。この辺に住んだたら本当にサイクリストパラダイスでしょうね~。こんな面白い分譲地があるので妄想してしまいます。

Peace Villa 鳩山

さてやたらサイクリストに有名なシロクマパン。残念ながら体調不良とのことで休業中。再開は11月後半になるそうですよ。ここで昼食をアテにしてきたので結構ショック。

それで通りすがりに入ったこちらのお店。これが予想外のうまさです。食べたのは鴨南うどんで、醤油薄めの上品な汁で、うどんの質感が独特でおいしいです。こう言ってはなんですがシロクマパン休業中でよかったかも。おすすめです。

梅乃里

腹ごしらえが済んだ後は埼玉一の大きさを誇るという巨木・大クスへ。こちらもなかなかの坂。



そのあとはゆるゆる登って黒山三滝。ちなみにルートラボ見てると案外みなさん滝の方は行ってないんですね。その一本北側の道に入ってグリーンラインに抜けてるみたい。かくいう私も天狗の滝は見ましたが、男滝、女滝は見に行っていません。ビンディングシューズなので。今度スリッパでも持って行って残り二つの滝も見てこようかと思います。天狗の滝の近くから男滝女滝に直接登る道がある。このあたりから先述した北側の林道に担ぎ登る道もあるようです。




帰路は榎本牧場方面に入って荒川左岸の道へ。こちらは久しぶりなので超懐かしいです。相変わらず自然豊かで面白い道です。スイッチバック風の作りがあるので、高速サイクリングロードのつもりで走っていると危ないですね。突っ込んでる時に対向車が来たら正面衝突です。

そして例によって上江橋で迷う。左岸あるあるですね。以前来た時はどうしてたっけなぁ。それも忘れました。今回は旧上江橋へのルートと思われる道に入りました。ダートでしたがそこから荒川CRに復帰できました。

帰ってgooglemapを確認したのですが、そのまま道なりに左斜めに進んでいればよかったみたいですね。余計マニアックな道に突っ込んでしまいました。

この日は羽根倉橋までクルマです。ここから自走しても片道一時間程度、トータルで二時間程度プラスと考えると自走してもよかったかな。でもなんかもう景色の良くないところあまり走りたくないんですね。

その意味でいうと先述した通り物見山超えた後ですね。鳩山、越生。その辺は本当に素晴らしいです。東松山も都幾川あたりからはいいですね。川島となるともうあの例の寒々しい風景です。熊谷あたりの北部エリアにも通じる風景ですが、好きじゃないですね私は。

寒々しいといえば入間橋TT(この言い方今でもするのかな。上江橋から入間橋までのCR右岸のことです)もそうですが、あそこは帰りが遅くなった時とかにとっとと走るのにはいいですよね。真っ暗闇の左岸で迷子とか泣きそうです。

上江橋から羽根倉橋の左岸は、相変わらず行政のご都合主義的な作りを感じます。いったいいつになったら道路工事終わるのでしょうか。健保グラウンドの南側のクランク状の道、寒々しい風景に荒れた舗装に回り道させられて、もう何も考えないで通り過ぎるようにしています。とっとと本来の土手沿いのCRを返して欲しい。


なんか半分グチみたいになってしまいましたが、苦あり楽ありの埼玉サイクリング。いいところばかりじゃないし、でもイメージで語られているよりは遥かに素敵だと思います。

2018年10月24日水曜日

BSM シュミット リアライト装着

IKDではリアライトの増設をお願いしていました。想像していた以上に似合います。まるで小径車のためにあるようなテールライトではありませんか。



配線はリアブレーキ用のフレーム穴に通してもらいました。泥除け内部は細いパイプを接着剤でとめて、その中にケーブルを通しており、配線だけ交換できるようにしてくれています。プロにお願いしてよかった。


点灯させるとこんな感じです。


ついでにフロントライトもフォークマウントに移してもらいました。ハンドル周りがごちゃつくのが嫌なので。



バーテープもブルックスのマルーンに交換。写真写りイマイチですが、実物はもっと似合ってます。


2018年10月19日金曜日

高崎までのランドナー的コース


BSMで高崎のIKDまで行ってきました。ルートは入間大橋までCR、そこからgoogleマップで徒歩で検索かけて、平地ばかりでつまらないので釜伏峠を経由させて、あとはちょこちょこっと修正。平和な平地サイクリングが多く、ランドナー的なサイクリングを彷彿するいいルートになっていたと思います。特に円良田湖(つぶらたこ)を抜けて行くルートは眺めの良い丘陵ルートで、あまり有名でないと思いますがぜひ走って欲しいルートです。

このあたりはむしろ埼玉の方が鄙びていて走りよく、群馬藤岡あたりから交通量も多くなりなんとなく「クルマ様最優先」の雰囲気がして好きになれませんでした。高崎に入ってからの17号、城南橋から聖石橋にかけては自転車歩行者用の気の滅入るような側道が設けられており、できればもう一生走りたくないところです。


釜伏峠は意外にきつい。が、塞神峠から風布川日本水方向への下りはおそらくもっとすごい勾配で、こっちから登ってこなくて良かったと少し安堵しました。





2018年10月17日水曜日

MTBシフター脱臼修理



シマノタイマーというか、シフター内部のグリスが固着してシフトしなくなるのを修理しました。修理といっても超ズボラ、ワイヤーすら外さずハンドルに固定されたまま蓋を開け、ぶっかけて放置、ある程度乾いたかなと思ったらスプレーグリス吹いておしまい。こんなんで復活してしまいましたよ。


うちの機種の場合、こちら側、インジケーターを外して出てくる穴なんですが、こっち側からも吹かないとダメでした。

以前に一回固着して、フロントシフターだけ新品に変えてます。こんなあっさり治るならもったいなかったですね。

2018年10月16日火曜日

iPhoneの自転車マウント

ということで次のナビ探しです。とりあえず古いiPhone5が余ってるので、それをナビがわりにできないかと思いました。

それで買ったのがtigrasportというブランドの、バッテリー付き防水ケース。バッテリーは別体になっており、付けても付けなくてもかまいません。付けない場合はケースを直接マウントに取り付けることができ、付ける場合はケースとマウントの間に挟む形で使います。



マウントへの脱着はノッチ+手回しネジです。手回しネジでとめるので、まず外れません。しばらく使っていますが外れたことがないです。その代わり脱着はワンタッチでポンというわけにはいかないです。ネジを回す分だけ時間がかかる。


本体ケースです。ご覧のようにライトニング端子が内蔵されています。


本体ケース裏側です。マウント部分に充電用の金具が見えます。その下部にネジ穴が二つあるのがお分かりでしょうか。上側の穴はマウントに直接取り付けるときに使います。下側の穴はバッテリーパックに取り付けるときに使います。

あと、カメラ部の下にある横長のフタみたいなのは、多分卓上に立てて使いたい時のスタンドだと思います。めちゃくちゃ固いのでまだ開けたことありません。



こちらはバッテリーの表面です。充電用端子が見えます。下部中央にはネジが出ており、これをケース本体にねじ込んで固定します。



バッテリー裏側です。中央の穴がマウントからのネジを受けます。



バッテリーパック下部です。右側のINはコンセントからバッテリーへのINで、充電する時に使います。左側のOUTはバッテリーから外部機器へのOUTです。マイクロUSB端子で、他の外部機器に電力を供給したい時に使います。私は使いませんがなかなか融通が利いてると思います。



個人的にちょっと嫌なのは、INの充電端子です。あまり見たことない細い丸型のDC端子です。無くしたら買い直すの面倒くさい。その辺で買えない。旅先でこれにしか使えないケーブル持っていかないといけない。いざという時人から借りられない。

総評としては、堅牢で融通性があってとても満足しています。敢えてネガを挙げるとすれば、冒頭で述べた通りワンタッチでポンと付け外しとはいかないことと、あと本体ケースの蓋を開ける時にかなり力がいるということです。指でやると爪が剥がれそうなので、キーホルダーの板状になっている部分でこじって開けてます。

余談ですが、画面ロックしたい時はAssistive Touchが便利です。電源ボタン押すより全然楽ですよ。ましてやケースつけると電源ボタンの操作性は大なり小なり悪くなりますので。

2018年10月11日木曜日

さらばポタナビ

数年使ってきたパイオニアのポタナビですが、今年でサポートが終了します。ポタナビ専用サイトが無くなります。専用サイトにアクセスできないと、ポタナビはほとんど用をなさなくなります。現在地表示と現在の走行データの表示しかできません。

そもそもポタナビを買ったのは、garminに比して、地図が良かったからでした。でも結局本当に細かいところ、例えば都心部の小さめのビルとか、そういうややこしいところはスマホの地図を出すことも多く、これが良い決断だったのかどうかはわかりません。

あと地図上のカーソルを移動する時にモーションセンサーを使ってて、本体を傾けることでカーソル移動させるのですが、これは完全に失敗ですね。玉入れのゲームをしているみたいです。

あと買ってから「えっ」と思ったのは、本体だけで住所検索できないこと。出先等でブックマークにない場所を目的地にしようと思うと、駅やホテルなどの周辺検索を除けば、もうお手上げです。無理にやろうと思えばスマホで専用サイトにログインして、そこで検索してブックマークすればできますが、サイト自体がスマホ用に作られていないので現実的ではありません。

まあ私の場合知らないところに行くときは十分下調べするタイプなので、事前にPCでの作業を前提としているかのようなフローはあまり問題になりませんでした。それと、kmlをインポートできるのもありがたかったです。「点」ではなく「線」で走りたいことがよくあるのです。確か当時のGarminではこれができないと聞きました。今ではちょっと信じられないことで、もしかしたら誤った情報かもしれませんが、それもポタナビを選んだ理由の一つでした。

信じられないと言えば、そういえばポタナビって走行ログをエクスポートする機能がなかったんですよ。走ったデータはただ専用サイトで眺めるだけという。さすがにこれには怒って、「将来専用サイトが無くなったら走ったデータどうしてくれるんですか?」とメールしたら、例のうんざりするような紋切口調で、「ログデータは存在しない」とか言いやがるんですよ。では存在しないデータをどうやって表示しているのかと詰め寄るものの、意味不明な文言を返されてラチがあきませんでした。しかし向こうもさすがにこれはまずいと思ったのか、しばらくするとエクスポート機能が実装されました。実装前の過去の走行データも普通にエクスポートできてます。データが存在しないとかいう寝言はどうなったんでしょう? データ隠しとかどっかの官僚かよって感じです。

もう一つ思い出した。ポタナビは初代はマウントにガタがあって、その後まったく別の形にアップデートしてるんです。それで自分のもガタついて時々スッポ抜ける(念のためストラップで括り付けてますから大事には至りませんでしたが)ので、有償でもいいから新しいマウントに交換してほしいと迫ったんです。その時もあーだーこーだと紋切り型の対応で拒否られて、だいぶムカついた記憶があります。峠の下りとかに限ってスッポ抜ける怖さをちっとは考えてみろと。

結局交換させましたよ。普通に交換できる作りなんです。エクスポート機能にしてもそうだけど、どうやら彼らにはできる癖にとりあえずできないと言っておく悪い癖があるようです。こういうことがあったので以降パイオニア製品は二度と買わないと決めました。製品というよりサポート対応が疑問です。本当に二度と買いません。


まあこんな文句を言いつつも数年間使い続けていたのですから、私としてはむしろ表彰してほしいぐらいなのです。今どきこんなにアツくポタナビを語ってくれるユーザーがいますか? 今回専用サイトが閉じられなければこのまま使い続けていたと思います。STRAVAあたりと提携してくれればよかったのにね。ポタナビってdocomoの専用SIMを二年ごとに買わねばならず、いわゆる維持コストがかかるのです。それでも他サイトと連携してたら使い続けていたと思います。もはや必需品といっても過言ではなかった。いろいろあったけど、さらばポタナビです。