というわけで後半やっつけに行ってきました。前回の撤退で塩之沢峠を下仁田方面へ下ったわけですが、その時意外に交通量がうるさかったので、今回は旧道とおぼしき集落道を行くことにしました。下りだったら新道をかっ飛ばした方が面白いです。でも登りだったらこの集落道をゆっくり辿った方がストレスなく、風情ある旅になると思います。少しだけダートがあるのでそこはルートラボ上に記載しておきました。
さて塩之沢峠に到着後も、もうちょっと登りらしい登りが続きます。稜線が見渡せるようになってくるにつれ勾配も緩み、いかにも観光林道といった趣の見晴らしの良い道になります。快調に進んでいると、例の有名な崩落箇所に出会います。ここからの迂回路がダートで、すぐ舗装に戻るというのも事前情報通り。
しかし、すぐまたダートになります。ここからが本格的でした。杖植峠をちょっと過ぎた標高1460m付近がこの林道のピークとなるわけですが、その前後に渡って長いダートとなってます。思ったより長いです。これはMTBで来てもいいんじゃないかと思うぐらいでした。
そのダート区間で、いきなり左ペダルが真っ二つになってしまいました。こんなこと初めてです。見ると、シャフトがペダルの真ん中ぐらいまでしかきていなくて、外側は樹脂だかプラだかのパーツだけで支えてるようです。そりゃ割れてもおかしくない。(TIME RXSの一番安いやつ)
というわけで、ダートだけではなくペダルとの戦いにもなりました。とにかくちょっと力入れるとツルっと滑るので危なくてしょうがない。滑りにくい方の面に足をおいてやり過ごしますが、それでもスタンディングポジションなど怖くて取れません。いつ滑ってもいいように少しだけお尻を浮かせて下りセクションをやり過ごします。
ダートが終了するのは塩沢峠の手前の、県道46号が合流する手前あたりだったと思います。いや長かった。ペダルが割れてなければもう少し楽しめたのでしょうか。それでも気の抜けない下りになっていたのは間違いありまあせん。やはりこのコースのベストはランドナーかなと思います。ハチサンのしっかりしたタイヤが欲しいです。MTBでもいいと思います。MTBだと楽しくないなどということはないでしょう。BSMでもいいですが、できればスペアタイヤ、最低でもタイヤブートぐらいは携帯したいですね。BS純正タイヤはトレッド面はともかく、サイドがぺらぺらすぎて怖いです。多分KOJAKも似たりよったりでしょう。
御荷鉾林道全体としては、路面の変化もあるし景色も単調ではなく、様々な表情を見せてくれるし、とても楽しいコースでした。もっとたくさんのサイクリストに走られてもいいように思います。
あと林道の最後、保美濃山から北側へ県道177に降りる道ですが、勾配がきつすぎて道も狭くて、あまり楽しくありませんでした。ほぼブレーキ引きずりながら降りてる感じでつまらない。ここは道なりに神流湖方面に下った方がいいのかもしれません。次回行くことがあればそうしてみるつもりです。
降りた鬼石町はなかなか雰囲気のある良い街でした。ここだけ散策に来てもいいかもしれませんね。本庄あたりから自転車で一時間程度、散策メインとしてはちょどいい距離かもしれません。
鬼石を過ぎて神川町内は「健康緑道」というのを走ります。廃線跡の遊歩道なのだそうです。見た目と違って自転車でも快適に走れるのでオススメです。
最後は神保原駅でおしまい。ここも寂れてますね。深谷駅が都会に思えます。
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