2018年11月6日火曜日

なぜBSMか


今更ですが、BSモールトン生産終了になっちゃいましたね。なんかもうショックで。パーツも含めて生産中止なので、あるショップは「もうメンテできませんすみません」みたいな告知出していたし、本気で手放そうかどうか迷いました。

それでもなんとか維持し続けられそうなメドも立ち、このまま乗り続けることとしました。とりあえずBS17インチタイヤ4本ゲットです。うち一本はさっそく後輪に使っちゃったんで、残り3本。

相変わらず品薄の17インチタイヤですが、探せばまだ在庫はありますね。それにコジャックは新しい型になってこれから発売されるらしいです。BSの純正タイヤも、IKDさんによれば「またそのうち作るんじゃないですか?」とのことでした。あとはIRCの一万円タイヤ、あれは確かお城製純正採用だった気がするので、待ってればそのうちまた供給されるでしょう。

ちなみになぜBSMか? 今までまだ書いてなかった気がします。まず私の場合、荷物が自転車に乗せられるってことが絶対条件なんです。MTBは振動が激しいので自転車にはつけられませんが、オンロードメインだったら絶対自転車につけたい。で、そうなるともう選択肢は限られますよね。ランドナーとか。モールトン一族もその一つ。

その中でBSMを選んだのは、もう見た目です。あのルックスに惚れました。長い足がスっと伸びて、その先で小さなタイヤがチョンと着地している感じ。74度パラレルでしたっけ? そしてのあのスイングアームがいいですね。力強く、地面を蹴りだす推進力のようなものが、デザインとしてよく表現されているように思います。

ディスるわけではありませんが、オリジナルFフレームにはあの蹴りだす躍動感は感じられませんよね。むしろ前が引っ張っているかのような、FF感すらあると思います。実際には後輪が駆動しているに決まってますから、あくまで見た目の印象の話ですけど。

あとあのサドルと後輪の間のむやみに広大な空間が好きなのです。なので敢えてリアキャリアは外してフロントキャリアにしてます。その方がかっこいいと思うんですよね。しかしいざとなったらリアキャリアも使えて積載性が増えるというのもBSMのいいところだと思います。

一方でお城製ファンの方々がおっしゃるような、トラスフレームを見慣れるとBSMは安っぽく見えてしょうがないという気持ちも分かります。実際見比べてしまうと私もそう思ってしまう時はあります。でも私はやっぱりBSMのあのフォルムが好きなんですね。端的に言ってしまうと私はモールトンが好きなんじゃなくてBSモールトンが好きなんですきっと。だからもしBSMの次に買うとしたらそれはモールトンではないです。おそらくランドナーにすると思います。今回の生産終了騒ぎの時、改めてランドナーの製品情報を調べてみたんですが、むしろ一時期より供給状況は良くなってますね。少なくともこれからはBSM維持していくよりラクだと思います。なんかもうバカらしくなって一時期本当にBSM処分してランドナー買いかけましたよ。でもまあ惚れに惚れて買った自転車だし、まだまだあちこち走りたかったし、思いとどまって今に至ります。

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