というわけで後半やっつけに行ってきました。前回の撤退で塩之沢峠を下仁田方面へ下ったわけですが、その時意外に交通量がうるさかったので、今回は旧道とおぼしき集落道を行くことにしました。下りだったら新道をかっ飛ばした方が面白いです。でも登りだったらこの集落道をゆっくり辿った方がストレスなく、風情ある旅になると思います。少しだけダートがあるのでそこはルートラボ上に記載しておきました。
さて塩之沢峠に到着後も、もうちょっと登りらしい登りが続きます。稜線が見渡せるようになってくるにつれ勾配も緩み、いかにも観光林道といった趣の見晴らしの良い道になります。快調に進んでいると、例の有名な崩落箇所に出会います。ここからの迂回路がダートで、すぐ舗装に戻るというのも事前情報通り。
しかし、すぐまたダートになります。ここからが本格的でした。杖植峠をちょっと過ぎた標高1460m付近がこの林道のピークとなるわけですが、その前後に渡って長いダートとなってます。思ったより長いです。これはMTBで来てもいいんじゃないかと思うぐらいでした。
そのダート区間で、いきなり左ペダルが真っ二つになってしまいました。こんなこと初めてです。見ると、シャフトがペダルの真ん中ぐらいまでしかきていなくて、外側は樹脂だかプラだかのパーツだけで支えてるようです。そりゃ割れてもおかしくない。(TIME RXSの一番安いやつ)
というわけで、ダートだけではなくペダルとの戦いにもなりました。とにかくちょっと力入れるとツルっと滑るので危なくてしょうがない。滑りにくい方の面に足をおいてやり過ごしますが、それでもスタンディングポジションなど怖くて取れません。いつ滑ってもいいように少しだけお尻を浮かせて下りセクションをやり過ごします。
ダートが終了するのは塩沢峠の手前の、県道46号が合流する手前あたりだったと思います。いや長かった。ペダルが割れてなければもう少し楽しめたのでしょうか。それでも気の抜けない下りになっていたのは間違いありまあせん。やはりこのコースのベストはランドナーかなと思います。ハチサンのしっかりしたタイヤが欲しいです。MTBでもいいと思います。MTBだと楽しくないなどということはないでしょう。BSMでもいいですが、できればスペアタイヤ、最低でもタイヤブートぐらいは携帯したいですね。BS純正タイヤはトレッド面はともかく、サイドがぺらぺらすぎて怖いです。多分KOJAKも似たりよったりでしょう。
御荷鉾林道全体としては、路面の変化もあるし景色も単調ではなく、様々な表情を見せてくれるし、とても楽しいコースでした。もっとたくさんのサイクリストに走られてもいいように思います。
あと林道の最後、保美濃山から北側へ県道177に降りる道ですが、勾配がきつすぎて道も狭くて、あまり楽しくありませんでした。ほぼブレーキ引きずりながら降りてる感じでつまらない。ここは道なりに神流湖方面に下った方がいいのかもしれません。次回行くことがあればそうしてみるつもりです。
降りた鬼石町はなかなか雰囲気のある良い街でした。ここだけ散策に来てもいいかもしれませんね。本庄あたりから自転車で一時間程度、散策メインとしてはちょどいい距離かもしれません。
鬼石を過ぎて神川町内は「健康緑道」というのを走ります。廃線跡の遊歩道なのだそうです。見た目と違って自転車でも快適に走れるのでオススメです。
最後は神保原駅でおしまい。ここも寂れてますね。深谷駅が都会に思えます。
2018年11月24日土曜日
2018年11月19日月曜日
17インチタイヤ、大丈夫です!
17インチのタイヤはBS、コジャック、IRCと3種類あるわけですが、BSM生産終了の報を受けてか、そのどれに関しても生産中止の噂が流れました。
が、すべてデマでした。どれも生産継続です。
どうも私たちは気が早すぎるというか、恐竜が絶滅する前に蹴って殺してしまおうとする傾向があるようです。何でもかんでも悲観的になることなく、きちんと情報を確かめる癖をつけておくべきだと思います。
それがユーザーレベルでならまだしも、プロたる自転車店でそういう「デマ」を発信しているケースを発見しました。お客さんの中にはそれで10本も買ってしまった人もいたそうで、しかし一応タイヤも自然劣化するものですから、過剰な買いだめはその人にとっての不利益となります。また、今必要としている人に行き渡らないという弊害もあり、さすがにショップがデマを流して売るというのは問題があります。猛省を求めます。
Galileo Offline Mapsのススメ
iPhoneは街乗り時のナビとして使ってます。ただしメインのiPhoneはある意味命綱なので、カバンの中で温存させたい。自転車にマウントしているのは昔使っていたiPhone5です。SIMを入れてませんのでオフラインで使うのが大前提です。
で最終的に絞り込んだのがMapfanでした。これはオフラインマップができますし、オフラインルート検索もできる。それと私にとって重要なのが、Web版Mapfanと同期するということです。私はたいてい事前にPCで計画を立ててしまってから出かけます。なのでWeb版Mapfanで作成したブックマークがiPhone版でそのまま使えるというのが重要なのです。
欠点は、まずルートを取り込めないということ。ルートはMapFanが計算したものしか表示することができません。また、オフラインでの地点検索が住所に限られます。住所でピンポイントで検索することは可能ですが、施設名では検索できません。例えば「国立西洋美術館」みたいなメジャーな施設でも住所で指定してやる必要があります。
あとこれは事前にわかることですが、一括購入形式ではなく、月々の課金制度であることも不満です。以前は一括購入だったのが、いつからかそういうことになってしまいました。私はこの毎月ちょっとずつ、みたいな取り方が大嫌いです。
で、代わりを探しました。それで今使っているのがGalileo Offline Mapsです。地図は流石にMapfanには劣りますが、それ以外は全て優っている感じです。(もちろんGalileoの地図の精度でも十分です)
まずオフラインマップは当然、オフラインルート検索とオフライン地点検索もできます。オフラインマップをダウンロードすると、ルートデータもポイントデータも一緒にダウンロードされるようです。オフライン地点検索はMapfanと違って施設名検索OKです。こちらは海外アプリですが、もちろん日本語も通ります。日本語ネイティブ環境と遜色ありません。
走行ログも取れますし、取らないこともできる。ログを取らない場合、バッテリーの持ちは3,4時間といった感じです。MapfanやRuntasticは2時間程度なので、それよりはずっと持ちます。
デスクトップ環境はありませんが、KMLがそのまま読み込めるのも魅力です。Google My Mpasで作成している地図がそのまま読めます。例えば私は飲食店リストのMyMapをつくっているのですが、これをそのままGalileoに読ませてその時の気分で行きたい店を決めるとかもできます。もちろんMyMpasで作成したルートもKMLでGalileoで表示させることができます。事前にPCで計画を立てるという使い方にもバッチリということです。
走行中はスピードと標高が見やすく表示されてます。画面表示モードは通常のものと、常に現在地を中心に表示するトラッキングモード、そのトラッキングモードをノースアップではなくヘディングアップにするモードもあります。
総じて、「スマホの地図アプリだったらこれができて当然でしょ?」みたいなことが全てできます。偉大なる普通のアプリという感じです。他のアプリはその「当然でしょ?」が通じないことがちょくちょくあります。例えばMapFanのルート取り込み不可とか、アプリじゃなくて専用機ですがwahoo elemntでのナビ時のノースアップ不可とか、「は?」みたいなことがちょいちょいある。そういうのが一切なくてストレスフリーで使えるのがGalileoの特徴と言えるでしょう。
あ、もちろん購入は一括購入形式です。これ重要。Mapfanは今払った分が終わったらもう継続しません。
2018年11月14日水曜日
御荷鉾林道、、撤退
かつて「関東最強の林道」と称された御荷鉾林道。何が最強かというと、全良67kmほぼ全線ダートいう、そのダート区間の長さが「最強」だったわけです。
ところがその後舗装化が進み、今やダート区間は十数kmぐらいと言われています。それなら我がBSモールトンでもいけるのでもないか?と思い、「最強」時代に行けないままになっていた御荷鉾という宿題をやっつけようと思い立ちました。
そもそも西上州自体がもう十年ぶり以上となるのですが。南牧村役場のあたりを過ぎ、砥沢や勧能の集落になると、そこには昔と全く変わらぬ西上州がありました。今、日本中どこへ行っても昔の見る影も無いわけです。最近祖母の家のあったところを訪ねてみましたが、家どころか近くにあったはずのドブ川すら消えてしまって、異次元に飛び込んだか狐につままれたかのように呆然としてしまいました。そういう中でほとんど変わっていない西上州の町並みはこれはもう奇跡のようなものです。今度カメラを持って撮りに来ようと固く誓ったのでした。
さて勧能を過ぎて御荷鉾林道に入ります。大仁田ダムまで全舗装ですが、路面状態はやはり良くないです。先日の西秩父線よりももっと悪いです。ところどころ「ダート始まったか?」と思いきや、単に土砂被ってるだけだったりします。落ち葉の量もすごい。よって、第一ピーク第二ピークとも、下りに入ってもスピードが出せません。しかし第二ピークへの登りは第一ピークよりは幾分平和です。景色もいかにも西上州らしい和めるところがいくつかあります。
第二ピークを降りきり、大仁田ダムの下を通過して登って行くと、ダートが始まります。勾配はきつくないです。というかほとんど標高の変わらないフラットな箇所もあり、無駄に走らされてる感じもします。後半は勾配がきつくなり、路面も荒れてきて、息も絶え絶えになってきます。
心肺的にきついのはもちろんなんですが、とにかくトラクションがかかってくれないのです。リヤタイヤが空転しないように必死でラインを選びます。それでも一箇所だけ深い砂利にタイヤを取られてコケてしまいました。だんだん自転車を気遣う余裕もなくなってきて、強引によじ登るようにしてなんとか塩ノ沢ピークに到着。
ピークに到着した途端舗装になります。MTBだったら暴動が起こるでしょう。でも今日はBSMなので舗装の下りはむしろ天恵です。さっきの路面で下りだと正直ウゲーです。
少し下って塩ノ沢峠、そこでチョコにかじりついて休憩していると、後輪のタイヤサイドに変なものを発見しました。タイヤサイドが切れて中から少しチューブがはみ出しているのです。さてどうしよう。せっかくここまで来たのだから踏破したいという気持ちと、山の上でタイヤがバーストしたらシャレにならないという気持ちで数分間セルフ格闘した結果、ここで山を降りることにしました。全くもってついてないです。
念の為外側からタイヤパッチを貼ってみました。それで塩ノ沢峠を下り、下仁田駅に着く頃には、パッチは当然のように何処かへ飛び去ってましたが、タイヤはなんとか持ってくれていました。まあここまで来ればどこかで何かあっても輪行して帰れると思い、別のルートに行くことにしました。実はこの日天候が怪しかったため、雨に降られた時用に平和なコースもGPSに入れてあったのです。
ルートはこんな感じです。小坂坂峠を越え、千平からずっと裏道をたどって上信電鉄沿いの「普通の」住宅街を見ながら進みます。富岡製糸場を見学して、安中の武家長屋という、中級武士のアパートを見学し、新島襄の旧宅を見学して磯部駅から輪行するというもの。もはやランドナー的というよりブロンプトン的なコースですね。走るより観光主体のサイクリングでした。
安中の施設はよほど人が来ないのか、随分歓待されましたが、武家長屋というのは全国でも珍しいと思うので、もっと見学に来てもいいと思います。中級武士でも「こんなもん」なのかと、江戸時代の宮仕えの厳しい現実を見せつけられるようでした。
さて、できれば塩ノ沢峠からリベンジしたいけど、今季はあとワンチャンって感じですね。スペアタイヤもって出ないとダメですかね。今回の穴あきは「たまたま」だったのか、そもそもBSMでダートは「やめた方がいい」のか、見極めたい気がします。
ところがその後舗装化が進み、今やダート区間は十数kmぐらいと言われています。それなら我がBSモールトンでもいけるのでもないか?と思い、「最強」時代に行けないままになっていた御荷鉾という宿題をやっつけようと思い立ちました。
そもそも西上州自体がもう十年ぶり以上となるのですが。南牧村役場のあたりを過ぎ、砥沢や勧能の集落になると、そこには昔と全く変わらぬ西上州がありました。今、日本中どこへ行っても昔の見る影も無いわけです。最近祖母の家のあったところを訪ねてみましたが、家どころか近くにあったはずのドブ川すら消えてしまって、異次元に飛び込んだか狐につままれたかのように呆然としてしまいました。そういう中でほとんど変わっていない西上州の町並みはこれはもう奇跡のようなものです。今度カメラを持って撮りに来ようと固く誓ったのでした。
さて勧能を過ぎて御荷鉾林道に入ります。大仁田ダムまで全舗装ですが、路面状態はやはり良くないです。先日の西秩父線よりももっと悪いです。ところどころ「ダート始まったか?」と思いきや、単に土砂被ってるだけだったりします。落ち葉の量もすごい。よって、第一ピーク第二ピークとも、下りに入ってもスピードが出せません。しかし第二ピークへの登りは第一ピークよりは幾分平和です。景色もいかにも西上州らしい和めるところがいくつかあります。
第二ピークを降りきり、大仁田ダムの下を通過して登って行くと、ダートが始まります。勾配はきつくないです。というかほとんど標高の変わらないフラットな箇所もあり、無駄に走らされてる感じもします。後半は勾配がきつくなり、路面も荒れてきて、息も絶え絶えになってきます。
心肺的にきついのはもちろんなんですが、とにかくトラクションがかかってくれないのです。リヤタイヤが空転しないように必死でラインを選びます。それでも一箇所だけ深い砂利にタイヤを取られてコケてしまいました。だんだん自転車を気遣う余裕もなくなってきて、強引によじ登るようにしてなんとか塩ノ沢ピークに到着。
ピークに到着した途端舗装になります。MTBだったら暴動が起こるでしょう。でも今日はBSMなので舗装の下りはむしろ天恵です。さっきの路面で下りだと正直ウゲーです。
少し下って塩ノ沢峠、そこでチョコにかじりついて休憩していると、後輪のタイヤサイドに変なものを発見しました。タイヤサイドが切れて中から少しチューブがはみ出しているのです。さてどうしよう。せっかくここまで来たのだから踏破したいという気持ちと、山の上でタイヤがバーストしたらシャレにならないという気持ちで数分間セルフ格闘した結果、ここで山を降りることにしました。全くもってついてないです。
念の為外側からタイヤパッチを貼ってみました。それで塩ノ沢峠を下り、下仁田駅に着く頃には、パッチは当然のように何処かへ飛び去ってましたが、タイヤはなんとか持ってくれていました。まあここまで来ればどこかで何かあっても輪行して帰れると思い、別のルートに行くことにしました。実はこの日天候が怪しかったため、雨に降られた時用に平和なコースもGPSに入れてあったのです。
ルートはこんな感じです。小坂坂峠を越え、千平からずっと裏道をたどって上信電鉄沿いの「普通の」住宅街を見ながら進みます。富岡製糸場を見学して、安中の武家長屋という、中級武士のアパートを見学し、新島襄の旧宅を見学して磯部駅から輪行するというもの。もはやランドナー的というよりブロンプトン的なコースですね。走るより観光主体のサイクリングでした。
安中の施設はよほど人が来ないのか、随分歓待されましたが、武家長屋というのは全国でも珍しいと思うので、もっと見学に来てもいいと思います。中級武士でも「こんなもん」なのかと、江戸時代の宮仕えの厳しい現実を見せつけられるようでした。
さて、できれば塩ノ沢峠からリベンジしたいけど、今季はあとワンチャンって感じですね。スペアタイヤもって出ないとダメですかね。今回の穴あきは「たまたま」だったのか、そもそもBSMでダートは「やめた方がいい」のか、見極めたい気がします。
2018年11月11日日曜日
BSM非分割の輪行
非分割でもなんとかなるだろうなとは思ってましたが、なんとかなりました。まず輪行袋はタイオガのコクーン29erです。フロントキャリアを外さずに輪行したかったので、できるだけ大きいのを買いました。
結果はご覧の通りです。フロントキャリアどころかフロントバッグすら外さずに収納できました。マッドガードもそのままです。と、ここまでは狙い通り。
その代わりハンドルは90度傾けざるを得ませんでした。ハンドルを切っているのではなく、ステムボルトを緩めて90度ずらして固定しています。このようにして、前側のブレーキレバー(左手で握る方)にコクーン29erの先端を合わせるようにするとうまく収まります。
フロントタイヤはどこに固定しても構いませんが、私の場合は車体右側から担ぐと決めて、それの邪魔にならないように車体左側に固定することにしました。この時右ペダルも後方で固定するとペダルが邪魔になりません。ペダル外さなくてokです。
左ブレーキレバーはストラップで固定してリヤブレーキをかけた状態にしておきます。こうすると立てやすくなるので、袋をかぶせる時とかにラクです。
とりあえず前回はサドルを下げずに輪行しましたが、これが意外に邪魔でした。立てた時にサドルが出っ張って場所を取ってしまうのです。面倒ですがサドルを下げて収納せざるを得ないでしょうね。
とまあなんやかんやで、一応狙い通りとは言ったものの、ここまでやるとそれなりに時間がかかってしまいます。ロードとか本当に輪行早い人が多いので、できればそういう人とかち合いたくないものですね。
ちなみに出来心で前輪すら外さないまま入れてみようとしましたが、ダメでした。どうも高さでダメですね。小径と言えど、サドルやハンドルの車高は普通のと一緒ですからね。
2018年11月10日土曜日
ridewithgps vs komoot on wahoo elemnt
というわけでポタナビにさらばした後釜は、wahoo elemnt boltを使っています。先日の西秩父線でははじめてturn by turnを使いましたが、地味に便利です。林道は意外に交差ポイントが多いですから、「何メートル先をどっち」みたいなガイドは助かります。また、正しい方角に進むと、ちょっとしてから「ここでOKよ!」みたいな音と光が出るんですよ。「本当にこっちで合ってたかな?」とか思ってるとピロリ!とか言ってくれるんで安心します。
そんな可愛い?turn by turn機能ですが、ridewithgpsとkomootで違いを発見しました。ridewithgpsでturn by turn情報を埋め込むには、ridewithgpsのサイト内で自分でルートを書かないといけません。たぶん。それに対してkomootは、他サイトから引っ張ってきたgpsデータをアップロードするだけで、勝手にturn by turn情報を付加してくれます。
だいたい私は自分で書いたデータと人のgpsデータをミックスしてプランします。自分で書く場合はルートラボやgooglemap、人のデータはルートラボから拝借して、それをGPX BInderやTrailNoteといったソフト上で編集して一本につなげます。最後それをkomootにアップロードするだけで勝手にturn by turn情報を付加してくれるのは大変ありがたいのです。
というわけでkomoot買っちゃいました。ridewithgpsと違って支払いは一回ポッキリ、延々と徴収され続けないのは気分がいいです。長く使えばridewithgpsより断然お得です。
2018年11月9日金曜日
林道西秩父線と陣見山林道
BSMで初輪行してきました。秩父鉄道の皆野駅まで輪行して、そこから志賀坂峠を目指します。志賀坂峠のすぐ下から林道が分岐し、長瀞の手前まで延々と山の中を走るのが西秩父線です。かつてはダートの林道としてコースガイドに紹介されていた事もありましたが、今は全舗装です。
全体的に路面状況は良いとは言えません。ご覧のように落ち葉が大量で、下に何が潜んでるのかわからずスピードが出せない。たまにボコッと舗装が剥がれてたりもしますので油断なりません。
そういえば第一ピークからの下りでいくつかやたら滑るグレーチングがありました。ノーブレーキでまっすぐ入ってるにも関わらずズリっと滑るという恐るべきグレーチングです。大径なら平気なのかな。とにかく要注意です。
まあそんなこんなで、やっと城峯山への取り付き口に着きました。林道の最高地点です。ここからの下りはとにかく冷えました。降りきったところで体が寒くて仕方がない。なので適当にその辺にうどん屋に入ったところ、これが渋い店で、ざるの普通盛りか大盛りしかメニューがない。それで650円。まあまあおいしかったです。ちなみに降り切ったところの辻堂というお店が有名らしいんですが、そちらは閉まってました。
さて陣見山林道に入ります。起点はすぐそこです。西秩父線と一緒に走ってくれといわんばかりにくっついてます。西秩父線と比べるとスケールが小さいにように思えますが、実際にはなかなか面白い林道で、景観が良く、路面状態もいい。適度に広くて見通しが良いので、かっ飛ばせるところが多いです。陣見山から最後の下りは今日のフィナーレにふさわしい楽しい下りでした。
さてどこから帰るか。ここから円良田湖に向かってさらに豪快な下りを楽しみ、ちょっとレトロな波久礼駅の近くで焼肉(鄙びた駅ですが近くに焼肉屋がある)食べて輪行して帰るというのが多分最高のプランです。円良田エリアは雰囲気ありますから。おすすめです。
とはいえせっかくなので今日は新しいルートを行きます。まずは猪俣の百八燈という不思議な塚を見学してます。
その後、用土のあたりは裏道でやり過ごし、関越を越えたところから「自転車みどころスポットを巡るルート」で紹介されているルートを拝借して深谷まで戻ります。畑の中の一本道ですが妙にスピードの乗る面白い道です。
深谷ヘルシールート
最後、ファミレスでも寄って晩御飯と思ったところ、、これが全く、無い。深谷駅のこちら側には何もありまあせん。あちらの北口が「表」のようですが、それにしてもさほど賑わっているでもないですね。なんとなく熊谷の仲間みたいなイメージがあったのでびっくりしました。やはり籠原を過ぎると違うんでしょうかね。
まあとにかく長い林道です。二子山トンネルの先に第一ピークがありますが、そこを過ぎるとちょこまかと忙しくアップダウンを繰り返します。最終ピークは城峯山への取り付き地点ですが、そこへの登りがどこから始まるのかよくわからない。ここかな?ここかな?と思っているとまた無用に下りだして、正直途中で飽きます。
全体的に路面状況は良いとは言えません。ご覧のように落ち葉が大量で、下に何が潜んでるのかわからずスピードが出せない。たまにボコッと舗装が剥がれてたりもしますので油断なりません。
そういえば第一ピークからの下りでいくつかやたら滑るグレーチングがありました。ノーブレーキでまっすぐ入ってるにも関わらずズリっと滑るという恐るべきグレーチングです。大径なら平気なのかな。とにかく要注意です。
まあそんなこんなで、やっと城峯山への取り付き口に着きました。林道の最高地点です。ここからの下りはとにかく冷えました。降りきったところで体が寒くて仕方がない。なので適当にその辺にうどん屋に入ったところ、これが渋い店で、ざるの普通盛りか大盛りしかメニューがない。それで650円。まあまあおいしかったです。ちなみに降り切ったところの辻堂というお店が有名らしいんですが、そちらは閉まってました。
さて陣見山林道に入ります。起点はすぐそこです。西秩父線と一緒に走ってくれといわんばかりにくっついてます。西秩父線と比べるとスケールが小さいにように思えますが、実際にはなかなか面白い林道で、景観が良く、路面状態もいい。適度に広くて見通しが良いので、かっ飛ばせるところが多いです。陣見山から最後の下りは今日のフィナーレにふさわしい楽しい下りでした。
さてどこから帰るか。ここから円良田湖に向かってさらに豪快な下りを楽しみ、ちょっとレトロな波久礼駅の近くで焼肉(鄙びた駅ですが近くに焼肉屋がある)食べて輪行して帰るというのが多分最高のプランです。円良田エリアは雰囲気ありますから。おすすめです。
とはいえせっかくなので今日は新しいルートを行きます。まずは猪俣の百八燈という不思議な塚を見学してます。
その後、用土のあたりは裏道でやり過ごし、関越を越えたところから「自転車みどころスポットを巡るルート」で紹介されているルートを拝借して深谷まで戻ります。畑の中の一本道ですが妙にスピードの乗る面白い道です。
深谷ヘルシールート
最後、ファミレスでも寄って晩御飯と思ったところ、、これが全く、無い。深谷駅のこちら側には何もありまあせん。あちらの北口が「表」のようですが、それにしてもさほど賑わっているでもないですね。なんとなく熊谷の仲間みたいなイメージがあったのでびっくりしました。やはり籠原を過ぎると違うんでしょうかね。
2018年11月6日火曜日
なぜBSMか
今更ですが、BSモールトン生産終了になっちゃいましたね。なんかもうショックで。パーツも含めて生産中止なので、あるショップは「もうメンテできませんすみません」みたいな告知出していたし、本気で手放そうかどうか迷いました。
それでもなんとか維持し続けられそうなメドも立ち、このまま乗り続けることとしました。とりあえずBS17インチタイヤ4本ゲットです。うち一本はさっそく後輪に使っちゃったんで、残り3本。
相変わらず品薄の17インチタイヤですが、探せばまだ在庫はありますね。それにコジャックは新しい型になってこれから発売されるらしいです。BSの純正タイヤも、IKDさんによれば「またそのうち作るんじゃないですか?」とのことでした。あとはIRCの一万円タイヤ、あれは確かお城製純正採用だった気がするので、待ってればそのうちまた供給されるでしょう。
ちなみになぜBSMか? 今までまだ書いてなかった気がします。まず私の場合、荷物が自転車に乗せられるってことが絶対条件なんです。MTBは振動が激しいので自転車にはつけられませんが、オンロードメインだったら絶対自転車につけたい。で、そうなるともう選択肢は限られますよね。ランドナーとか。モールトン一族もその一つ。
その中でBSMを選んだのは、もう見た目です。あのルックスに惚れました。長い足がスっと伸びて、その先で小さなタイヤがチョンと着地している感じ。74度パラレルでしたっけ? そしてのあのスイングアームがいいですね。力強く、地面を蹴りだす推進力のようなものが、デザインとしてよく表現されているように思います。
ディスるわけではありませんが、オリジナルFフレームにはあの蹴りだす躍動感は感じられませんよね。むしろ前が引っ張っているかのような、FF感すらあると思います。実際には後輪が駆動しているに決まってますから、あくまで見た目の印象の話ですけど。
あとあのサドルと後輪の間のむやみに広大な空間が好きなのです。なので敢えてリアキャリアは外してフロントキャリアにしてます。その方がかっこいいと思うんですよね。しかしいざとなったらリアキャリアも使えて積載性が増えるというのもBSMのいいところだと思います。
一方でお城製ファンの方々がおっしゃるような、トラスフレームを見慣れるとBSMは安っぽく見えてしょうがないという気持ちも分かります。実際見比べてしまうと私もそう思ってしまう時はあります。でも私はやっぱりBSMのあのフォルムが好きなんですね。端的に言ってしまうと私はモールトンが好きなんじゃなくてBSモールトンが好きなんですきっと。だからもしBSMの次に買うとしたらそれはモールトンではないです。おそらくランドナーにすると思います。今回の生産終了騒ぎの時、改めてランドナーの製品情報を調べてみたんですが、むしろ一時期より供給状況は良くなってますね。少なくともこれからはBSM維持していくよりラクだと思います。なんかもうバカらしくなって一時期本当にBSM処分してランドナー買いかけましたよ。でもまあ惚れに惚れて買った自転車だし、まだまだあちこち走りたかったし、思いとどまって今に至ります。
2018年11月1日木曜日
白石峠からグリーンライン
今日は白石峠からグリーンラインに行ってきました。埼玉のヒルクライムの聖地と言われる白石峠。平日の今日も、まあ大賑わいとはいいませんが、中賑わいぐらい。
念願のグリーンラインにも行けました。長年埼玉に住んでますが、通しで走ったのは初めてです。ただ白石から下り基調に走ったんで、途中の標識も何もかもすっ飛ばして転げ落ちるように。
GLから平地への下りは林道宿谷線というのを降りましたが、鬱蒼と苔むしたような感じでモロに好み。清流線もそうですがこのあたりは鬱蒼とした林道が多くていいです。
今日は久しぶりに計150kmを超えました。GLのちょいちょいした登り返しも地味に足にきた。今日はヘトヘトのボロボロです。もう寝ます。
2018年10月26日金曜日
埼玉良いとこ悪いとこ
埼玉のサイクリストの聖地、物見山とパン工房しろくまに行ってきました。物見山は距離こそ短いけれど結構急な坂。しかも普通の二車線で道幅が広いので、余計つらく感じます。(峠道みたいに狭い道の方がまだ精神的に楽ってないです?)
それにしても物見山を超えて鳩山町に入ると、本当にのどかな里山風景で癒されます。この辺に住んだたら本当にサイクリストパラダイスでしょうね~。こんな面白い分譲地があるので妄想してしまいます。
Peace Villa 鳩山
さてやたらサイクリストに有名なシロクマパン。残念ながら体調不良とのことで休業中。再開は11月後半になるそうですよ。ここで昼食をアテにしてきたので結構ショック。
それで通りすがりに入ったこちらのお店。これが予想外のうまさです。食べたのは鴨南うどんで、醤油薄めの上品な汁で、うどんの質感が独特でおいしいです。こう言ってはなんですがシロクマパン休業中でよかったかも。おすすめです。
梅乃里
腹ごしらえが済んだ後は埼玉一の大きさを誇るという巨木・大クスへ。こちらもなかなかの坂。
そのあとはゆるゆる登って黒山三滝。ちなみにルートラボ見てると案外みなさん滝の方は行ってないんですね。その一本北側の道に入ってグリーンラインに抜けてるみたい。かくいう私も天狗の滝は見ましたが、男滝、女滝は見に行っていません。ビンディングシューズなので。今度スリッパでも持って行って残り二つの滝も見てこようかと思います。天狗の滝の近くから男滝女滝に直接登る道がある。このあたりから先述した北側の林道に担ぎ登る道もあるようです。
帰路は榎本牧場方面に入って荒川左岸の道へ。こちらは久しぶりなので超懐かしいです。相変わらず自然豊かで面白い道です。スイッチバック風の作りがあるので、高速サイクリングロードのつもりで走っていると危ないですね。突っ込んでる時に対向車が来たら正面衝突です。
そして例によって上江橋で迷う。左岸あるあるですね。以前来た時はどうしてたっけなぁ。それも忘れました。今回は旧上江橋へのルートと思われる道に入りました。ダートでしたがそこから荒川CRに復帰できました。
帰ってgooglemapを確認したのですが、そのまま道なりに左斜めに進んでいればよかったみたいですね。余計マニアックな道に突っ込んでしまいました。
この日は羽根倉橋までクルマです。ここから自走しても片道一時間程度、トータルで二時間程度プラスと考えると自走してもよかったかな。でもなんかもう景色の良くないところあまり走りたくないんですね。
その意味でいうと先述した通り物見山超えた後ですね。鳩山、越生。その辺は本当に素晴らしいです。東松山も都幾川あたりからはいいですね。川島となるともうあの例の寒々しい風景です。熊谷あたりの北部エリアにも通じる風景ですが、好きじゃないですね私は。
寒々しいといえば入間橋TT(この言い方今でもするのかな。上江橋から入間橋までのCR右岸のことです)もそうですが、あそこは帰りが遅くなった時とかにとっとと走るのにはいいですよね。真っ暗闇の左岸で迷子とか泣きそうです。
上江橋から羽根倉橋の左岸は、相変わらず行政のご都合主義的な作りを感じます。いったいいつになったら道路工事終わるのでしょうか。健保グラウンドの南側のクランク状の道、寒々しい風景に荒れた舗装に回り道させられて、もう何も考えないで通り過ぎるようにしています。とっとと本来の土手沿いのCRを返して欲しい。
なんか半分グチみたいになってしまいましたが、苦あり楽ありの埼玉サイクリング。いいところばかりじゃないし、でもイメージで語られているよりは遥かに素敵だと思います。
2018年10月24日水曜日
BSM シュミット リアライト装着
IKDではリアライトの増設をお願いしていました。想像していた以上に似合います。まるで小径車のためにあるようなテールライトではありませんか。
配線はリアブレーキ用のフレーム穴に通してもらいました。泥除け内部は細いパイプを接着剤でとめて、その中にケーブルを通しており、配線だけ交換できるようにしてくれています。プロにお願いしてよかった。
点灯させるとこんな感じです。
ついでにフロントライトもフォークマウントに移してもらいました。ハンドル周りがごちゃつくのが嫌なので。
バーテープもブルックスのマルーンに交換。写真写りイマイチですが、実物はもっと似合ってます。
2018年10月19日金曜日
高崎までのランドナー的コース
BSMで高崎のIKDまで行ってきました。ルートは入間大橋までCR、そこからgoogleマップで徒歩で検索かけて、平地ばかりでつまらないので釜伏峠を経由させて、あとはちょこちょこっと修正。平和な平地サイクリングが多く、ランドナー的なサイクリングを彷彿するいいルートになっていたと思います。特に円良田湖(つぶらたこ)を抜けて行くルートは眺めの良い丘陵ルートで、あまり有名でないと思いますがぜひ走って欲しいルートです。
このあたりはむしろ埼玉の方が鄙びていて走りよく、群馬藤岡あたりから交通量も多くなりなんとなく「クルマ様最優先」の雰囲気がして好きになれませんでした。高崎に入ってからの17号、城南橋から聖石橋にかけては自転車歩行者用の気の滅入るような側道が設けられており、できればもう一生走りたくないところです。
釜伏峠は意外にきつい。が、塞神峠から風布川日本水方向への下りはおそらくもっとすごい勾配で、こっちから登ってこなくて良かったと少し安堵しました。
このあたりはむしろ埼玉の方が鄙びていて走りよく、群馬藤岡あたりから交通量も多くなりなんとなく「クルマ様最優先」の雰囲気がして好きになれませんでした。高崎に入ってからの17号、城南橋から聖石橋にかけては自転車歩行者用の気の滅入るような側道が設けられており、できればもう一生走りたくないところです。
釜伏峠は意外にきつい。が、塞神峠から風布川日本水方向への下りはおそらくもっとすごい勾配で、こっちから登ってこなくて良かったと少し安堵しました。
2018年10月17日水曜日
MTBシフター脱臼修理
シマノタイマーというか、シフター内部のグリスが固着してシフトしなくなるのを修理しました。修理といっても超ズボラ、ワイヤーすら外さずハンドルに固定されたまま蓋を開け、ぶっかけて放置、ある程度乾いたかなと思ったらスプレーグリス吹いておしまい。こんなんで復活してしまいましたよ。
うちの機種の場合、こちら側、インジケーターを外して出てくる穴なんですが、こっち側からも吹かないとダメでした。
以前に一回固着して、フロントシフターだけ新品に変えてます。こんなあっさり治るならもったいなかったですね。
2018年10月16日火曜日
iPhoneの自転車マウント
ということで次のナビ探しです。とりあえず古いiPhone5が余ってるので、それをナビがわりにできないかと思いました。
それで買ったのがtigrasportというブランドの、バッテリー付き防水ケース。バッテリーは別体になっており、付けても付けなくてもかまいません。付けない場合はケースを直接マウントに取り付けることができ、付ける場合はケースとマウントの間に挟む形で使います。
マウントへの脱着はノッチ+手回しネジです。手回しネジでとめるので、まず外れません。しばらく使っていますが外れたことがないです。その代わり脱着はワンタッチでポンというわけにはいかないです。ネジを回す分だけ時間がかかる。
本体ケースです。ご覧のようにライトニング端子が内蔵されています。
本体ケース裏側です。マウント部分に充電用の金具が見えます。その下部にネジ穴が二つあるのがお分かりでしょうか。上側の穴はマウントに直接取り付けるときに使います。下側の穴はバッテリーパックに取り付けるときに使います。
あと、カメラ部の下にある横長のフタみたいなのは、多分卓上に立てて使いたい時のスタンドだと思います。めちゃくちゃ固いのでまだ開けたことありません。
こちらはバッテリーの表面です。充電用端子が見えます。下部中央にはネジが出ており、これをケース本体にねじ込んで固定します。
バッテリー裏側です。中央の穴がマウントからのネジを受けます。
バッテリーパック下部です。右側のINはコンセントからバッテリーへのINで、充電する時に使います。左側のOUTはバッテリーから外部機器へのOUTです。マイクロUSB端子で、他の外部機器に電力を供給したい時に使います。私は使いませんがなかなか融通が利いてると思います。
個人的にちょっと嫌なのは、INの充電端子です。あまり見たことない細い丸型のDC端子です。無くしたら買い直すの面倒くさい。その辺で買えない。旅先でこれにしか使えないケーブル持っていかないといけない。いざという時人から借りられない。
総評としては、堅牢で融通性があってとても満足しています。敢えてネガを挙げるとすれば、冒頭で述べた通りワンタッチでポンと付け外しとはいかないことと、あと本体ケースの蓋を開ける時にかなり力がいるということです。指でやると爪が剥がれそうなので、キーホルダーの板状になっている部分でこじって開けてます。
余談ですが、画面ロックしたい時はAssistive Touchが便利です。電源ボタン押すより全然楽ですよ。ましてやケースつけると電源ボタンの操作性は大なり小なり悪くなりますので。
2018年10月11日木曜日
さらばポタナビ
数年使ってきたパイオニアのポタナビですが、今年でサポートが終了します。ポタナビ専用サイトが無くなります。専用サイトにアクセスできないと、ポタナビはほとんど用をなさなくなります。現在地表示と現在の走行データの表示しかできません。
そもそもポタナビを買ったのは、garminに比して、地図が良かったからでした。でも結局本当に細かいところ、例えば都心部の小さめのビルとか、そういうややこしいところはスマホの地図を出すことも多く、これが良い決断だったのかどうかはわかりません。
あと地図上のカーソルを移動する時にモーションセンサーを使ってて、本体を傾けることでカーソル移動させるのですが、これは完全に失敗ですね。玉入れのゲームをしているみたいです。
あと買ってから「えっ」と思ったのは、本体だけで住所検索できないこと。出先等でブックマークにない場所を目的地にしようと思うと、駅やホテルなどの周辺検索を除けば、もうお手上げです。無理にやろうと思えばスマホで専用サイトにログインして、そこで検索してブックマークすればできますが、サイト自体がスマホ用に作られていないので現実的ではありません。
まあ私の場合知らないところに行くときは十分下調べするタイプなので、事前にPCでの作業を前提としているかのようなフローはあまり問題になりませんでした。それと、kmlをインポートできるのもありがたかったです。「点」ではなく「線」で走りたいことがよくあるのです。確か当時のGarminではこれができないと聞きました。今ではちょっと信じられないことで、もしかしたら誤った情報かもしれませんが、それもポタナビを選んだ理由の一つでした。
信じられないと言えば、そういえばポタナビって走行ログをエクスポートする機能がなかったんですよ。走ったデータはただ専用サイトで眺めるだけという。さすがにこれには怒って、「将来専用サイトが無くなったら走ったデータどうしてくれるんですか?」とメールしたら、例のうんざりするような紋切口調で、「ログデータは存在しない」とか言いやがるんですよ。では存在しないデータをどうやって表示しているのかと詰め寄るものの、意味不明な文言を返されてラチがあきませんでした。しかし向こうもさすがにこれはまずいと思ったのか、しばらくするとエクスポート機能が実装されました。実装前の過去の走行データも普通にエクスポートできてます。データが存在しないとかいう寝言はどうなったんでしょう? データ隠しとかどっかの官僚かよって感じです。
もう一つ思い出した。ポタナビは初代はマウントにガタがあって、その後まったく別の形にアップデートしてるんです。それで自分のもガタついて時々スッポ抜ける(念のためストラップで括り付けてますから大事には至りませんでしたが)ので、有償でもいいから新しいマウントに交換してほしいと迫ったんです。その時もあーだーこーだと紋切り型の対応で拒否られて、だいぶムカついた記憶があります。峠の下りとかに限ってスッポ抜ける怖さをちっとは考えてみろと。
結局交換させましたよ。普通に交換できる作りなんです。エクスポート機能にしてもそうだけど、どうやら彼らにはできる癖にとりあえずできないと言っておく悪い癖があるようです。こういうことがあったので以降パイオニア製品は二度と買わないと決めました。製品というよりサポート対応が疑問です。本当に二度と買いません。
まあこんな文句を言いつつも数年間使い続けていたのですから、私としてはむしろ表彰してほしいぐらいなのです。今どきこんなにアツくポタナビを語ってくれるユーザーがいますか? 今回専用サイトが閉じられなければこのまま使い続けていたと思います。STRAVAあたりと提携してくれればよかったのにね。ポタナビってdocomoの専用SIMを二年ごとに買わねばならず、いわゆる維持コストがかかるのです。それでも他サイトと連携してたら使い続けていたと思います。もはや必需品といっても過言ではなかった。いろいろあったけど、さらばポタナビです。
2018年8月24日金曜日
ブロンプトンのフレーム保護
ブロンプトンはワイヤーでフレームを擦りやすい。17年使ったフレームがこんな感じ。
あまり気持ちの良いものではないので、二号機には保護テープを巻いて乗ることにした。
だいたいメインでヒンジの盛り上がってる部分にあたるので、市販のフレームカバーだけでは不十分。
ハンドルを切るたびにステム全体に巻きつくようにワイヤーが動くので、その範囲をちまちまカバーしているうち、結局ほとんど巻いてしまった方が楽という結論になった。
使っているのはこちらの保護テープ。とあるロード乗りの方が紹介されていたものだが、粘着力の強さと剥がしやすさのバランスがちょうど良い。2ヶ月ぐらいは平気でつけっぱなしにでき、剥がす時もそれほど苦労しない。
https://www.amazon.co.jp/3M-スコッチ-表面保護用テープ-#331-50mm×32m/dp/B00A8N5CTI
目下の悩みは下回り。雨天走行するとテープの中まで浸水してしまって、そこだけ貼り直しである。
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